特定不能の何か

医学と社会保障、国家、人生、感じたこと.

大人の育てかた

 11月から新しい部署で,上司も変わりました.

 チャキチャキ系の女性の上司で,他部署から見てた印象では,結構愚痴とか言ってるイメージではあって,うまくやれるかなと心配していましたが,杞憂だったようで非常によくして頂いています.特に,我々のチームは私を含め若手のメンバー多めであることもあり,率先して仕事をもらって基本的に他チームの1.5倍くらい働いているイメージですが,忙しい割に穏やかで,しっかり道筋を立ててくれ,わからないところにも付き合ってくれるのでありがたいです.

 

 私も若手ながら,下に後輩がつくことも少なくなくなってきていて,彼らを指導する立場になることも増えてきました.そういった中で,気持ちよいチーム運営や指導体制が取れるのが望ましいなと思います.今の部署でのやり方はとてもうまくいっている感じがして,私は素人ではあってもそれなりに仕事を任され,自己効力感も低くなく過ごせているのは,ひとえに上司のマネジメントあってのことだと思います.

 叱ったり,高圧的な態度を取ること自体の限界について,改めて感じるところです.特に子どもの教育においても,叱るべきところはかなり限定的であって,最終手段的に使っていき,むしろ自尊心を高めるような関わりを中心とすべきということは言われていますが,大人も同様だと思います.

 私自身を振り返ると,厳しく言うことが多いような気がして,褒める努力もしているのですがピリッとしてしまうところが多いようで,反省だなあと.プライベートでもそうですが,公の場でも,なるべくフラットな関係作りと,おかしいときはたとえ上司でもフィードバックできるようにした方がよいでしょうし.

 

 今の職場は本当に上司に恵まれて,個性的でありつつも理想的な上司像を描くことができたように思いました.来年の転職で,どうなるかはわかりませんが,今学んだことは大切にしたいなと思うところです.