特定不能の何か

医学と社会保障、国家、人生、感じたこと.

働き方改革,その前に

 給料は,流した汗の対価ではないことをよく理解すべき.

 人材の流動性が高まれば,一人当たりの給料を増やすことは可能となるでしょうが,「社会の改革」に依存しきった人はドロップアウトすることがほぼ必定.

 学び直しは重要だけど,学ぶより福祉に入ってしまったほうが個人としては楽な可能性があり,学ぶことへのインセンティブ作りや制度間のバランスの見直しが必要になってくる(必然的に福祉の制限となる).

 

 今の我が国の「みんなの所得が下がっていく」傾向は,能力や意欲のない社会人を社会全体で養っているみたいな側面が相当効いていそうで,会社にただのりしている人々を解雇しやすくすると,まともな若い人の給料は結構上がるだろうなと思います.

 うまくいくのかどうかは,わかりませんね.