特定不能の何か

医学と社会保障、国家、人生、感じたこと.

職場最後の日

 日付が変わって今日,職場最後の日です.私は2週間ほど有給をもらっているので,この時期の最後になるわけですが.

 そういうわけで,昨日は卒業発表のようなことをして,この職場での経験や今後の抱負などについて自由に話す機会をいただきました.詳細に書くと職バレするのであれですが,今マイブームの規範について少し話してみました.どんなに軽く触れようとしても,哲学に触れざるを得ないのでプレゼン自体にも悩みましたが,とりあえずぶつけてみようと思って話してきました.オーディエンスは,職場の上司や同僚など,結構偉い人も多かったです.

 私自身はまだまだ駆け出しなので,経験値としては大したことがないのですが,あえて規範という大上段に構えたお話をしたわけですが,おそらく自分の職の界隈でこういうことを本を通じて勉強した人は少ないんだと思いますが,それでも現場の経験の中から,学術的にもかなり深いところを突くコメントが出て,経験の偉大さを感じるところです.

 理論をこねくり回してなんか言う,というのは勉強さえすれば可能だと思いますが,愚直に現場で人に向き合いながら,そういった学者の思想みたいなのに肉薄していく様子は,努力の可能性を痛感するというか,現場をなめちゃいけないなと思います.

 

 今後,現場を離れる見込みですが,あと1日,大切に過ごしたいと思います.