特定不能の何か

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多様性を認めることは大切なのかどうか

 LGBT はブームっぽいなと思いますが,実際世の中でどんな現象が起きているのかよくわかっていません.もうちょいメディアを追ってみるべきかなと改めて思います.

tanukichi.hatenadiary.com

 いろいろな興味深い論点があり,一部にはわからないことも含まれていました(特に現代日本のゲイカルチャーの主流とか).多様性についても述べられていました.

 

本当の意味での多様性って、認め合うことなんじゃなくて、相互に関心を持たないってことなんじゃないでしょうか。冷たいようだけど、それ以上に出来ることってない気がするから、もうこれはハッキリとコミュニティを分けるしかないと思うんです。

 

  多様性というとき,性的指向にとどまらず,性別,人種,出身国,移民・難民などさまざまな場合があるでしょうが,それらの違いを「認めるべきかどうか」については,規範的な説明以外の方法を自分は持ち合わせていません.多様性を認めるべき根拠として考えられるのは,それが自己責任でどうにかなるステータスではない(それゆえ,社会の側が積極的に是正していくべき)と考えられるからです.

 上記に挙げた「多様性」の中で,移民だけはやや性質が違うのですが,彼らは「自ら進んで」海外に移り住んだ人々です.そういう人々が,移り住んだ先の国の文化に「順応すること」はある意味当然といえ,自己選択に裏付けられた結果は甘んじて受け入れるべき,といっても悪くはないと思います.

 

 性的指向は,諸説ありますが概ね「その人自身が持って生まれた」性質だと思われ,マイノリティゆえに悩む人も少なくないのが事実だと思います.また,男女間の結婚に認められるような,適当な権利を伴うパートナーシップなどの,社会的な権利が積極的に認められる必要はあるように感じます.

 

 それぞれの思い描く多様性もまた,非常に多様で,例えばレインボーパレードみたいなのの意義とかはちょっと僕もよくわからないのですが,そうやって見せつけていくというよりも,社会的な居場所がある程度確保される,みたいな穏当な変化があれば良いのかなと思っています.

 

 話はそれていきましたが,引用した記事にはいくつの主要な要素がありそうですが,その中の「ゲイ自身が排外的である」点については,ちょっと実感もなくわからないのですが,もう少し勉強してみたいところではありました.