特定不能の何か

医学と社会保障、国家、人生、感じたこと.

本は人をあらわす

 10月になったので、クールビズが終わった。ネクタイとジャケットが好きなので、やっとこの時期になったかという感じ。9月は、暑いよなあと思っていたけど、10月になってずいぶん涼しくなった(昨日は暑かったけど)。

 ナノユニバースでいつもスーツを買っている。年相応じゃないと言われそうだけど、百貨店で買ったスーツはやっぱり太すぎる気がした。それに、一着が高すぎるとちょっとなと思う。パターンオーダーが4万弱からとのことで、お買い得な気がする。記事を選ぶと高くなっちゃうんだろうけど。

 

 

 いつも私に八つ当たりしてくる上司がいる。本人の気分によって、優しかったり八つ当たりしたりと対応が大変である。ダウナー期には散々振り回されて、相当苦しかったので、人事には相談してあって、そういう人なんだよねという理解が(人事の方でも)既にあったから話は早くて、とりあえず周囲は私の状況を理解してくれている。

 彼女が、機嫌のいいタイミングで、本を貸してくれた。

 読んだら、うだつの上がらない男性主人公(学生時代は体育会系、実は実力があるとの設定)が、新しい分野の仕事に配属されて悪戦苦闘する。そこに辛辣な女性コンサルが現れて、主人公にも歯に衣着せぬ物言いで指導をして行く。苦しめられつつも、たくましく成長する主人公、また、腕のある女性コンサルに惹かれていく。さまざまな仕事を成し遂げ、一人前になっていく主人公・・・女性コンサルは、それをみて、立派になったものだと感慨を受け、彼の元を去っていく・・・

 そんなシナリオ。

 ああ、こういうの読んで、楽しんでるんだなと思うと、ちょっと切ない。

 仕事っていうのは、チームとして力を出していくんじゃないかな。そうして、自分一人で対応できない難所を越えていけるのではないかな。あなたの側には、チームが存在しないぞと、しみじみ思ったのであった。